メタボリック症候群の予防と対処法

肥満

内臓脂肪型肥満とは

内蔵脂肪型肥満とは、腹腔内臓器の周りに体脂肪が蓄積している肥満のことです。



体脂肪は脂肪の分布によって、皮下脂肪と内臓脂肪とに区別されています。

メタボリックシンドロームの原因となっているのが、この内臓脂肪型肥満です。



内臓脂肪は刺激に敏感で、溜まりやすいという性質を持っています



そのために糖類の摂り過ぎや運動不足などで、気づかぬうちに蓄積してしまいます。

内臓脂肪が溜まってくると、肺や胃腸などの器官が圧迫されるため、働きが弱くなってしまいます。



また、内臓脂肪は小腸や大腸の周りの「腸間膜内」というところに溜まるため、分解された時に肝臓に取り込まれやすいのです。



肝臓に脂肪が吸収されてしまうと、糖尿病や高脂血症、高血圧、動脈硬化、痛風、胆石症、尿路結石など合併症を起こしやすくなります



また、皮下脂肪型肥満は見てすぐに肥満と判断できるのに対して、内臓脂肪型肥満は見ただけでは判断がつかないことが多いために、「隠れ肥満」という呼び方もします。



隠れ肥満といわれるだけあって、外見上はまったく普通の体型をしているのに、腹部CTスキャンなどで撮影してみると内臓脂肪型肥満であることが発覚することがあるのです。



病院で行う体脂肪の測定は、おへその高さで腹部のCTスキャンを撮り、断面で見た脂肪の面積で測ります。



そして、腹腔内内臓脂肪(V)と皮下脂肪(S)の面積比を出し、V/S比を求めます



その比が0.4以上となると内臓型肥満と定義され、0.4未満だと皮下脂肪型肥満とされています。



よく言われるのが、お腹は出ていても皮下脂肪を少ししかつまめない場合や、男性ならウエストとヒップの比が1以上、女性なら0.8以上になると内臓型肥満の疑いが出てきます



ウエストベルトの穴がゆるい方へ進みだしたら注意が必要ですね。



蓄積されやすく、さまざまなリスクを持つ内臓脂肪ですが、適度な運動量と食生活の改善などによって効果がすぐに表れるのも、内臓脂肪の特徴なので、早めに気づいて対処するのが良いでしょう。 >

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